Hansard積立投資(Pinnacle)を、銀行振込から楽天カードに変更する手順を説明します。
検証内容:
①銀行振込からクレジットカードへの変更手順
②楽天カードは使えるか
背景
今まで、毎月の積立金額を、三井住友銀行のHansardの口座へ振り込むことができました。が、2021年8月末でHansardの口座が閉鎖されることになりました。9月以降は、
Barclays Bank (イギリス)へ海外送金
クレジットカード払い
あたりが、有力な選択肢になるかと思われます。ただし、前者の場合、楽天銀行を使っても、1750円(外貨で支払いの場合)または4750円(円貨)の送金手数料がかかります。筆者は、今まで銀行から円で支払っていたので、楽天銀行の1750円やWiseの434円で済ませるためには、支払い方法の変更も必要になります。手間を考えると、クレジットカードを選択したいところです。クレジットカードの登録は、Hansard Online Accountから可能です。他の選択肢としては、月払いの方は年払いへの変更も検討された方が良いでしょう。
ここでは、Pinnacleの場合ですが、他のサイトの報告事例を見ると、Aspire (アスパイア)でも同様の手順で良さそうです。
支払い方法 | 海外送金 | クレジットカード払い | |||
楽天銀行 | SMBC | Wise | Visa | Master | |
外貨の場合の手数料 | 1750円 | 6000円 | 434円 | 790円 | 755円 |
円貨の場合の手数料 | 4750円 | 8500円 | 未対応 | 790円 | 755円 |
<手数料内訳> 送金手数料 海外中継銀行手数料 リフティングチャージ |
750円 1,000円 3,000円 |
3500円 2500円 2500円 |
↑と合計 |
||
コメント | 手数料の%から計算 | 手数料1.58% | 手数料1.51% |
手数料比較(1回の支払いが5万円の場合)
海外中継銀行手数料は、先方が受け取るまでの間に入った、中継銀行の手数料。
リフティングチャージは、自分が円で払って、先方が円で受け取る場合の手数料。
記載時の金額です。送金額で異なる場合や、今後変更される場合があるかもしれません。
クレジットカードに変更する方法
1回だけ支払う場合
まず、
https://online.hftrust.com/
からログインします。

メールアドレス、パスワードを入力し、「ログイン」を押します。ちなみに、 理由は後述しますが、表示される内容は同じなので、英語表示をお薦めします。筆者は、日本語表示で手続きしたのですが、あとで、英語の方が良かったと思いました。

左フレームの「支払う」を押します。

支払いカードを選択します。MasterかVisaが使用できます。

画面左上(画像の青枠)に、手数料込みの値段が表示されるので、正しい値になっているか、確認します。カード番号、有効期限、名義、セキュリティコードを入力します。

支払いが済んだことが表示されます。念のため、この画面をコピーしておいてください。
さて、ここからが本番です。まず、上記の画面が表示されたものの、アカウント内には、受け付けた、とか、承認したなどの旨の情報がどこにも記載がありません。アカウント、カード会社ともエラーの表示もありません。1週間、5営業日経過しても支払いがありませんでした。結局、メールでカスタマーサービスに問い合わせ。さらに翌々営業日に、楽天カードにチャージされました。このメールは当然英語です。このため、上図が英語表記の方が、状況の説明が楽になります。

~中略~

ちなみに、今月、1回だけ支払いにしたのは、楽天カードが使えるのか、試したかったためです。楽天カードは、海外サイトで使用できない場合が多々あるという報告があります。楽天カードによると、不正利用と判断された場合に利用が保留される、とのこと。今回、無事使用できることが確認できました。利用日は、最初に支払いの手続きを行った日付になっていました。

~~~中略~~~

また、Hansard側にも記録されました。
7/12が銀行振込、7/13がカード払いです。7/11時点でクレジットカード払いがうまくいかなかったので、銀行振込で支払いました。結果的に、今月は、カードと合わせて2回分払っています。
定期的に支払う場合
こちらへ → サイト内リンク
日程
以上のやり取りを時系列順に書くと次の通り。
1回だけの支払い | 定期的な支払い | その他対応 | |
7/4(日) | 上記クレジットカードで払い。 | ||
7/10(土) | 別のクレジットカードを試す。 →何も反応なし。 問い合わせメールを送る。 | ||
7/11(日) | カード管理を設定。 →何も反応なし。 問い合わせメールを送る。 | ||
7/12(月) | 今月分を銀行振込 | ||
7/13(火) | 7/4として、カードにチャージされた。 メール返信あり。 | ||
7/14(水) | メール返信あり。 アカウントにカード情報記載された。 | ||
7/吉日 due day | 引き落としの履歴無し。 エラー無し。 | ||
8/中旬 | 次回支払日が9月と表示。 | ||
8/吉日 due day | なぜか、ここで引き落とし。 |
仮説
以下は、仮説です。
(1) ASEAN Supportに問い合わせて、返信の受信時刻が日本時間の昼、つまり、イギリスは深夜から未明でした。なので、 ASEAN Supportの担当者はアジア地域に居ると思われます。
(2) Hansard Online Accountにカード情報を記入しても、アカウント上、何も情報が表示されません。引き落とし対応の遅さからすると、手動でカードを処理しているのかもしれません。
(3) メールでは今月の期日に、定期的な支払いがカードで行われるとあったのですが、3営業日過ぎて何もありません。今月分は、銀行振込とカード払いの両方あったため、一方が今月、他方が来月分になると仮定すると、次の定期的な支払いが確認できるのは、再来月の期日になります。