ガラケー使用者から見た、スマホの選び方

スマホ

ガラケーで十分だった人にとって、抑えるべきポイントは、ずばり、これ。

ガラケー使用者から見た、スマホを選ぶポイント
電池4000mAh前後
大きさ6inch前後
プランガラケーからスマホに乗り換える場合(3G→4G)、割安プランあり
キャリアキャリア4社が若干優位

ガラケー使用者から見た、スマホ、料金プランの選び方

  ガラケーで十分だった人にとって、最近のスマホは性能が過剰です。とは言ってもスマホを使えるなら使って見たいと思う方は多いと思います。ガラケーとスマホを比較したサイトの多くは、ガラケーもスマホも両方使える人のために書かれているような感じです。ある意味公平ではあります。だた、ガラケーしか使っていない人にとっては、論点がちょっとズレているのです。そこで、このページでは、ガラケー使用者の視点から、ガラケーとスマホを比較してみました

まとめ

  ガラケー使用者とっては、最近のスマホは選択肢が多く、迷われることかと思われます。抑えるべきポイントは、
    電池、大きさ、料金プラン、キャリア
の4点です。 対して、
    CPU、メモリ、ストレージ、画面、カメラ、お財布ケイタイ、4G/5G
は、特に気にしなくも、 最近の機種なら、性能十分です。
一般的な記事では、むしろ、比較のメインとして挙げられますが。。。

最近発売された機種なら、

  • 電話
  • メール
  • お財布ケイタイ
  • 銀行・証券会社等のアプリ
  • webサイトの閲覧

はどれも使えます。それでも、あえて、必要な性能の目安を書くとすると、次のようになります。

それでも、良い性能の機種を使いたい場合の目安
  電話、メール、お財布ケイタイ 軽いゲーム、画質を少々落としたシューティングゲーム 銃やゾンビのゲーム
CPU Snapdragon 400番台 Snapdragon 600番台 Snapdragon 800番台
GPUもある程度必要
メモリ 2GB 4GB 6GB
ストレージ 64GB 64GB 256GB
価格帯 2万円前後

4万円前後
1世代古い機種なら値下げされているのでお薦め

7~12万円

各項目ごと

電池持ち

  一般的に、電池長持ちモードもしくはアプリを使っても、ガラケーに比べるとまだ短く感じます。現実的には、4000mAh前後の機種が多いため、この辺りがねらい目です。古語で言うバリ3状態で、静かに待機させると2週間弱持ちます。体感的に、ガラケーの電池が若干劣化したかな、という程度で使えると思います。

大きさ

  最近は、画面サイズ6inch前後が主流です。ガラケーよりも2周り位くらい大きいです。ガラケーに近い大きさのものは、電池の容量が著しく小さくなります。また、ボタン操作の際に、画面下半分にボタン(キーボード)が表示されます。これらの点から、やはり6inch前後がお薦めです。

料金プラン

  【合計金額】各社ともデータ通信を多く使う定額 = 高額のお客様がほしいため、使用頻度が高い人は安く、少ない人は若干高くなる傾向にあります。【通話】5分無料が含まれているプランがあります。通話が多い、または長時間使用する方はかけ放題のオプションを検討してください。また、若干品質は落ちますが、電話アプリを利用することで、通話料を抑えられます。【データ通信】メールとチャットアプリ程度であれば1GBで足ります。ただし、OSのアップデートで容量を使う場合があるので、もし、ご家庭で、WiFi経由で固定回線が使えない場合、追加で1GB程度見ておいた方が無難です。

キャリア選択肢

  だいたいはネットで対応するにしても、最悪の場合を考えて、実店舗がほしい場合、キャリア4社(ドコモ、au、Softbank、楽天)が一歩有利です。楽天も徐々には実店舗が増えているようです。格安SIMは、もし、何かトラブルが起きても、自力で解決するのが基本です。候補に挙げるのであれば、最低限格安SIMを自力で比較できるスキルは必要でしょう。
  こだわりがなければ、スマホも各キャリアで購入されるのがお薦めです。CIMフリー端末でトラブルが発生した場合、基本的に自力で解決する必要があります。ポイント還元のタイミングが合えば、別に買うよりも割安になります。

CPU

  ゲームをしないのであれば、Snapdragon 600番台なら性能十分。よほど格安でなければ、問題ありません。

メモリ

  2GBだとOSのアップデートが入ると作業が厳しいです。その場合には、作業を後回しにしてください。4GBあると余裕が出ます。

ストレージ

  64GBあれば十分です。32GBだと、OSとデフォルトのアプリだけで余裕がありません。

画面

  IGZO TFTがお薦めです。有機ELはきれいですが、寿命が短いです。3年くらいで買い替える予定なら問題ありません。

カメラ

  夜景がきれいとか、歩き回りながら動画を撮るとか気にしなければ、だいたい十分な性能です。小さい機種だと、スペースの都合で、性能を落とさざるを得ません。

お財布ケイタイ

  国内メーカーとApple製はだいたい付いています。海外メーカー製だと付いていない場合があります。現在使っていなくても、電子マネーやマイナンバーカードで使う可能性が高くなるので、あった方が良いです。

4G/5G

  世間は大騒ぎしていますが、普及率の点から、4Gが圧倒的に優勢です。5Gエリアの効果が十分行きわたるには、最低あと3年は必要です。また、仮に5G優勢になっても、通信対戦ゲームでもない限り、4Gでも不都合はありません。
    5Gって何? ざっくり基本を説明 ⇒ サイト内リンク

スマホ比較

  4社で販売している機種のうち、一番安い群から選んで問題ありません。

4社一番安い群での比較

  ガラケー使用者からすると、スマホを比較したい表はこれです。いずれも、お財布ケイタイ対応。

4社一番安いスマホ群での比較
  ドコモ au Softbank 楽天
機種 arrows Be4
F-41A
AQUOS
sense3
basic SHV48
AQUOS zero2 Xperia Ace
電池 2780mAh 4000mAh 3130mAh 2,700mAh
機種料金 23,760 22,000 21,984 29,800
ポイント還元 現在無し 現在無し 現在無し 20,000
コメント     Google Pixel 3a,
arrows Uもお薦め
ずっと品切れ中

全て、一括購入、税込み、下取り無し。例えば、ドコモの、端末購入で付与されるdポイントや「スマホおかえしプログラム」は含めず。auは手ごろな同価格帯が見つからず、ちょっと良いものを載せています。

  各社随時キャンペーンをやっています。スマホ代金を大幅に値引いて、月々の電話料金に上乗せする方式は、総務省に怒られてしまいました。ただし、3Gから4Gへの乗り換えは2万円超の割引が認められています。時折、ポイント還元など含めると、2万円以上の割引に出会えます。割引やポイント還元を合わせると、その価格帯よりも安く、キャリア以外からSIMフリースマホを買うのは、結構手間がかかります。

ちょっと贅沢した場合の比較

  電池4000mAhで、現行機種では容量が多い方の部類に入ります。電池の持ちが気になる場合には、この辺りがお薦めです。お財布ケイタイ対応。

ちょっと贅沢した場合の比較
  ドコモ au Softbank 楽天
機種 AQUOS
sense4
SH-41A
AQUOS
sense3
basic SHV48
AQUOS
sense3
plus
AQUOS
sense3
plus
電池 4570mAh 4000mAh 4000mAh 4000mAh
機種料金 37,224円 22,000円 44,640円 37,980円
ポイント還元 現在無し 現在無し 現在無し 25,000

全て、一括購入、税込み、下取り無し。例えば、ドコモの、端末購入で付与されるdポイントや「スマホおかえしプログラム」、および他社の類似の割引方法は含めず。

  通常、比較サイトでは文面の最後に、自分に合ったスマホを選びましょう、締めくくります。しかし、それが分かれば、誰も悩みはしないのです。なので、ここでは、あえて言います。性能上は、各社一番安い群から選んで問題ありません。最近発売された機種なら、電話、メール、お財布ケイタイ、銀行・証券会社等のアプリ、webサイトの閲覧はどれも使えます。さすがに、売り切れとか、柄が気に入らないとかだと、仕方ありませんが。

プラン比較

  ゲームしなければ、通信容量1GBで十分です。メールボックスの使用量と日時を確認してみてください。1GB使うのにかなりの日数が必要になるのが分かると思います。ただし、OSのアップデートで容量を使う場合があるので、もし、ご家庭で、WiFi経由で固定回線が使えない場合、3GB程度まで見ておいた方が無難です。
  世間では、ahamo,povo,LINEMOが横並びと批判されていますが、1GBだとかなり差があります。

ガラケー→スマホ乗り換え(3G→4G)、通信容量1GB、キャリア4社比較
  ドコモ au Softbank 楽天
プラン はじめてスマホプラン ピタットプラン 4G LTE スマホデビュープラン Rakuten UN-LIMIT
通信容量 1GB 1GB 1GB 1GB
事務手数料 3300円
(オンラインショップは0円)
3300円 3300円
(オンラインショップは0円)
0円
月額料金(*1)

1078円(最大12カ月)

1628円(13か月目以降)

3,278円 990円(加入翌月から12か月間)
2178円(14か月目以降)
0円

内訳

割引前:1815円
dカードお支払い割または2年間の定期契約:-187円
初めてスマホ割:-550円

割引前:3,465円
2年契約N:-187円


割引前:2728円
準定額オプション:+880円
1年おトク割+:-1188円
小容量割:-1430円

0円
追加可能割引   家族割プラス3人以上:-1100円    
国内無料通話 5分以内 無し 5分以内(プランの中に準定額オプションが含まれている) アプリを使えば無料
適用制限

ガラケーからスマホへ乗り換え時

スマホ→スマホも可 ガラケーからスマホへ乗り換え時 スマホ→スマホも可

 

(*1)家族割、光回線の加入などによる割引は含んでいません。
価格はすべて税込み。
ユニバーサル料金が別途かかります。現在楽天は0円のまま。

ドコモがギガホライト1GB、auが家族割プラス3人以上で3社が横並びになります。ドコモに不利、auに有利に見ていることになります。3社のうち、ドコモが若干有利だと思います。楽天はつながるなら、さらに有利だとは思います。

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