楽天系列のサイトが増え、あちこちでポイントが付くようになりました。その恩恵にあやかりたいものの、新規にポイント集めを始める人にとっては、複雑さだけで心理的なバリアが高くなります。そこで、初心者、これからポイントを集め始める人、今もって良くわからない人向けに、簡略化して解説します。ポイントをひらすら取りに行くベテランの方向けではありません。(申し訳ありませんが、現金払いのみ、という方も、残念ながら対象外です。)
楽天系列のポイントが複雑で分からない、を解決します。
中心は銀行、証券、カード、モバイルの4社
お買い物はカードで
まず、コアとなる部分を理解しましょう。派手なポイント倍率に目を奪われると、混乱します。全部一遍に理解しようすると、心が折れます。
通常の生活のイメージでは、サービスや物の支払いに、銀行やクレジットカードを使います。楽天市場はそのサービスの一部です。つまり、銀行とカードを中心に考えます。
お買い物はスマホで
そして、最近は、支払いの操作にスマホを使うことが多くなりました。また、EdyやPayと言った、電子マネーも増えてきました。実際にはそれらを経由することもあります。EdyやPayをスマホで使うとすると、銀行、カードの次に、スマホが中心的なアイテムとなります。
銀行-証券間のリンク
さて、少々話が飛びますが、証券と銀行を結びつけるマネーブリッジを設定すると、普通預金金利が0.1%になります。このご時世、1年定期預金ですら、この金利は珍しいです。使わない手はありません。証券口座開設そのものは無料(実際には通信費とかありますが)なので、1株も買わなくても開設されるのがお薦めです。なお、投資信託を楽天カードで購入すると、楽天ポイントと、SPU倍率+1倍をもらうことも可能ですが、株の話になるので、ここでは略。
ということで、銀行、証券、カード、モバイルの4社を中心に組み立てるのが良いと思います。
倍率ごとに全体を整理
次に、全体を見ていきます。細かい達成条件を無視して、おおざっぱにポイント倍率の視点から整理すると、次のようになります。
SPU倍率が15倍、30倍とかになるのは、あくまで楽天市場で買う場合です。普段からあまり楽天市場で買わないなら、この倍率とは無縁。
お薦めの考え方
消費者からすると、必ずしも楽天市場で買うのがベストとも限らないわけです。そこで、ここでは、
ポイントと金利がおいしそうな、楽天銀行、証券、カード、モバイル4社を主軸にして、
楽天市場他ECサイトをトッピングする、
という方法を提案します。4社だけでも、
- 楽天以外でも、通常の買い物でもポイント還元1%は、ほどほどおいしい
- 普通預金金利0.1%も、ほどほどおいしい
- 安ければ楽天市場で買うという程度なので、SPU倍率はこだわらない
- 年会費無料
- 初期設定後は作業無し
という感じです。いったん、初期設定が終われば、あとは規約が変わらない限り、特に作業はありません。